機体の新規登録の申請とは?
機体登録手順のおさらい
機体登録は、以下の6つのステップで完了します。
- アカウントの開設
- 新規登録の申請
- 航空局の審査
- 手数料の納付
- 登録記号の確認
- 機体への登録記号の表示
今回は新規登録の申請についてご説明いたします。
それぞれ、不明な点がございましたら、各ページにてご確認いただけます。
100グラム以上の機体を手に入れたら、こちらから機体の登録に進みましょう。
ご自身での登録が難しそう。
時間が無い。
とにかく最初は専門家にやって欲しい。
という方は、我々にご依頼ください。即日着手にて、早く登録から先に進めるようにいたしますので、お任せください!
機体の新規登録の申請①
まずは、以前の記事にてご説明したアカウントにてDIPSにログインしてください。
アカウント開設がまだの方は、こちらの記事にてアカウント開設をした後に、こちらにお戻りください。
では、事項からDIPSにて機体の新規登録の手順をご案内いたします。
機体の新規登録の申請②前提説明
今回は、新規の機体を1機、個人の方が登録するパターンをご紹介いたします。
前提として、DIPSアカウント開設済であること。
機体は、DJI社のDJI Mini 2を登録してみましょう。
機体の新規登録の申請③
DIPSにアクセスし、新規登録を選びます。
ログインした後、トップ画面を下に移動していき、お知らせの下の部分に各メニューがあります。
↓スクロールして、下へ。
↓無人航空機の登録申請へ、クリックしましょう。
新規登録をクリックしましょう。
次ページからは、申請画面に移動します。
DIPSのトップ画面には手順の確認の項目等もありますので、ご自身で申請をお考えの方はチェックしていただくと解決する箇所もあると思います。
機体の新規登録の申請④本人確認方法の選択
申請画面に進むと、まずは個人情報の入力になります。
アカウント開設時と同様の確認方法で問題ありません。
マイナンバーカードにて申請の場合、1機体につき900円の手数料となります。
これは、他の本人確認方法に比べて手数料が低い設定になっています。マイナンバーカードをお持ちの方は、特に問題がなければマイナンバーカードを使用してオンライン申請しましょう。
他の確認方法でも申請は可能ですので、任意の確認方法を選び、次へ進みましょう。
機体の新規登録の申請⑤所有者情報入力
機体の所有者情報の入力です。
『所有者』と『使用者』という言葉が出てきます。
今回のケースの場合、個人所有のドローンを、その個人が飛ばすための登録となりますので、特に気にすることはないと思います。様々なケースが考えられますので、図を参考に、どれでもご不明の場合は、行政書士や専門家に相談することをお勧めいたします。
登録の画面に戻りますと、今回はアカウントを作成した本人の所有するドローンを、本人が使用いたしますので、所有者情報はアカウント作成時と同じで問題ありません。
本人確認方法がマイナンバーカード等の場合、ここでの入力が短縮され、ほぼ確認だけで済むと思います。
入力内容に間違いがなければ、次ページへ進み、機体情報入力へ進みましょう。
機体の新規登録の申請⑥機体情報入力
機体情報入力では、まずメーカーの機体か、自作した機体かを選びます。
今回はDJI社のDJI Mini 2の登録なので、メーカーの機体ですね。
入力箇所である製造者名や型式名は選択式になっております。対象の製造者名(メーカー)や型式名を選びましょう。
型式名は、各機体によって確認方法が異なります。
機体のバッテリーを外した箇所のQRコードを読み込んだり、バッテリー付近のシールに記載されていたりです。こちらのリンクから、DJI社の各機種の確認方法を見ることができます。
また、リモートID非対応の機種では、外付けのリモートIDの登録と入力が必要です。
今回DJI社のDJI Mini 2はリモートID内蔵モデルのため、自動で入力は省略されます。
リモートID外付けの場合は、今後別記事にてご紹介いたします。
新しくドローンを購入する際は、リモートID内蔵の有無を確認することも大事だと思います。
ページ下部に行くと、改造の有無の確認があります。
改造とは、オプション品以外の追加など様々な要件がありますので、今後ご説明させていただきます。
今回のケースでは、DJI社のDJI Mini 2の申請なので、改造無しで申請いたします。
また、他機体も同時に申請可能なので、追加したい機体がある場合は『他の機体情報を続けて入力』を選んでください。
機体の新規登録の申請⑦使用者情報の入力
使用者情報は、所有者と使用者は同一人物ですか?と最初に聞いてきます。
今回の場合は個人所有のドローンをそのまま登録して、自分で飛ばす予定なので『はい』で申請します。
この場合、このページでは入力する箇所はありません。
各項目の⊞ボタンで、入力内容を確認することができます。
次ページでも最終の確認ができますが、念のためここでチェックしてみてください。
念のため、もう一度『所有者』と『使用者』の関係について確認しておきましょう。
機体の新規登録の申請⑧確認
最終の確認画面です。問題なさそうであれば、登録申請しましょう。
もし、入力に間違いがあるようでしたら、戻って入力しなおしてください。
登録申請した後は到達確認のメールが届きますので、記載されているURLへアクセスして、メールアドレスの認証が完了します。
マイナンバーカードで本人確認を行った場合はここで「署名用電子証明書の暗証番号(6桁~16桁)」と「利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁)」を入力します。
到達確認が完了すると申請操作完了となります。
※到達確認が完了するまで申請の処理が保留になりますので、到達確認まで続けて操作してください。
機体登録の申請作業は以上になります。
今回のように、購入した機体を個人で使用するために登録し、機体がリモートID搭載の場合は、そこまで難しい作業ではないと思います。
しかし、なかなか慣れていない場合は時間がかかってしまいます。
ご心配な方は、専門家、行政書士へご相談ください。
安心安全に、ドローンの登録をしてみましょう。